外に出ていくと「よし頑張ろう!」という気持が湧き上がってくる

吉野会計事務所  税理士
吉野公晴 先生
東京都練馬区桜台2-39-15 大村ビル1F

所長先生は非常に多忙です。それに加えて、税務や周辺業務の勉強をすることは大きなエネルギーが必要ですが、吉野先生は、外に出ていくことによって、逆にエネルギーをもらってモチベーションを上げているそうです。

先生は、外部の研究会や勉強会、レガシィのセミナー等に多く参加されていますが、積極的に情報収集されている理由は何でしょうか?

吉野先生

年を重ね経験を積んでいくと、自分の経験の中からお客さまに対応できるようになりましたが、この対応力がいつしか保守的な考え方に変わって、結果としてお客さまへのサービス低下を招く恐れがあります。

特に若い経営者の方と接する時には、その考え方、感じ方の違いを理解し、受け止めることの大切さが必要だと感じています。

外部のセミナーや研究会等に参加することで、知識の陳腐化を防げるとともに、若い税理士たちとの意見交換を通してその感性に触れると「よし、もう一度頑張ろう!」という積極的な気持ちが湧き上がってきます。

サービス向上の為に心がけていることはありますか?

吉野先生

税理士になる前に信用金庫に勤務していた経験から、お客さまへの「サービス」についての重要性を学びました。

税務はもちろんですが、税務以上にお客さまへの配慮や気配りといったサービスを心掛けたこともあります。

ですが、お客さまの要望を何でもかんでも、すべて受け入れてしまうのは、行きすぎたサービスになってしまう可能性があります。サービスを意識しすぎず、お客さまそれぞれに合った対応を心掛けています。

また他に心掛けていることは、事務所を立ち上げたころの「初心に戻る」ことです。

今の事務所を父と立ち上げてからさまざまな取り組みを行ってきましたが、事務所を大きくしたり、仕事の質を上げたりしていくためには、まず私自身がお手本になることが大切だと思いました。

スタッフは私の鏡ですから、自分がしっかり頑張って手本とならないといけない。そうしないと周りがついてきてくれません。初心に返り、自らが積極的にセミナー等に参加して勉強することで、スタッフの模範となり、頼られる存在になるよう心掛けています。

先生は、レガシィのフリーパスポート制度に加入いただいていますが、普段どのように活用されていますか?

吉野先生

ダウンロード会員ですので、いつもPC等に音声を落として、事務所や自宅で聴いています。この制度は、毎月すべての新作が届き、ダウンロードしておけば、後で検索して聴くことができます。

内容によって聴きたいタイミングが違いますので、後からでも、聴きたい時にすぐに聴けるというのは大変便利です。聞きたい時に届くまで待つのはストレスですからね。

継続的に聴くコツとは何でしょうか?

吉野先生

勉強会等に参加すると、質問や意見交換等でさまざまな発言がある中で、「このようなことも知らなかったのか」と恥ずかしい思いをすることがあります。

そうすると「恥をかく」=「勉強するきっかけ」につながります。そういう意味でセミナー等に参加して刺激を受けることが継続のコツかもしれません。

最後に、今後の事務所の目標をお聞かせください

吉野先生

私も含めスタッフ全員が、お客さまから喜ばれる瞬間を数多く集めていきたいと思います。どんな些細なことでも、ひとつずつ積み重ねていけば大きな自信となるでしょう。そのためにも、勇気を持って変化する気持ちを持ち続けていきます。