お客様にポジティブになっていただくのが税理士の仕事

新井一雄税理士事務所  所長 税理士・行政書士
新井一雄 先生
東京都立川市柴崎町2-12-20 WestVillage2F

事務所に関わる全ての方々の「笑顔」のお手伝いをしていきたいとおっしゃる新井先生。事務所の取組一つひとつにも、訪れる方々に前向きになってただきたいという先生の想いが込められています。!

新井一雄税理士事務所を設立するまでの経緯を教えてください。

新井先生

実は私は、高卒で、専門学校へ通い働きながら受験をして資格を取りました。

最初は都内の税理士事務所に勤めながら、専門学校に通っていたのですが、市役所公報に掲載されていた募集をきっかけに、公益法人(商工会議所)に入社し、8年ほど在籍しました。

その後、実務経験を満たすため2年半ほど地元の税理士事務所に勤め平成7年に福生市で開業しました。その後、昭島市を経て、平成23年に相続マーケットへの参入を念頭に立川に移転してきました。

開業されるまでのさまざまな経験が先生の強みと伺いましたが…。

新井先生

商工会議所に務めていた時は事務局の運営や部会の催しなど会員の方々のお世話係も含めたさまざまな業務に取り組んでいました。旅行の引率やお祭りの運営など、会計事務所に務めるだけでは得られない経験もあり、今でも私の強みにもなっていると思います。

お客さまとお話しするときに気を付けていることはなんでしょうか。

新井先生

お客さまに試算表をお渡しする時に、これが悪い、これを削れなどということは言わないようにしています。

税理士からすると色々言いたくはなりますが、お客さまが、必要と感じたので計上しているのです。お客さまの「必要」を税理士が正誤判断するのは、筋違いではないかと思います。

私は、経営がうまくいっていないお客さまの場合にも、では、売上をどうあげていくかなど、できるだけ前向きな方向に話を持っていくようにしています。

税理士の仕事は間違いを指摘することではなく、お客さまにプラス思考になっていただき笑顔になっていただくことだと思うのです。

先生が事務所運営で大切にしていることを教えてください。

新井先生

私は事務所のモットーとして「一日一笑 一生笑顔」という言葉を掲げています。

この言葉には、なんらかの形でうちの事務所とつながりのあった方はその日一日笑顔であってほしい、できれば一生笑顔であってほしいという思いが込められています。そうなるお手伝いをうちの事務所ができればとても幸せなことだと思うのです。

現在、力を入れていることはなんでしょうか。

新井先生

それは、相続です。開業時から、これから伸びる分野は、医療と介護、そして相続だと考えていました。

そして、自分に足りないものは相続であると見定め、セミナーに参加したりコンサルタントをつけたりとさまざまな取り組みをしました。

また、平成27年の相続税改正までの数年を周知期間と捉えていました。リーフレットの設置場所やポスターの張り出し場所にもこだわり、改正までにいかに私の事務所を地域の方々に知っていただけるかが重要課題だと考えたのです。

周知の取組の効果があり、フリーダイヤルでの相談が増加しています。

レガシィの商品をどのようにご利用していただいていますか。

新井先生

自分自身がまだまだ未熟ですので、自分の道を見失わないようにするために、トップランナーの先生のお話を指針にしていいます。

また、セミナーやお客さま対応時の話し方や話の持っていきかたの参考にしています。特に「相続セミナー開催キット」は、非常に有効利用させていただいております。

今後、どのような事務所を目指していくのでしょうか?

新井先生

「経営支援を通し、中小零企業の力になる」、「相続問題で一般の方のお役に立つ」。

この二つが今後の新井事務所の両輪だと思っています。

また、西多摩地区の地域一番事務所を目指し、地域の方々が問題に直面したとき、まずは幣事務所にご相談していただける、そんな事務所を目指しています。