「お役立ち」の気持ちを大切に

2016 1
為我井税務会計事務所  所長税理士
為我井道隆 先生
埼玉県越谷市蒲生寿町18-33 MIT ビル5階

お客さまへの「お役立ち」を事務所のモットーとして掲げています。幅広いニーズに対応できるように、毎日の朝礼において全員で実務の情報共有をするなど、日々の研鑽を忘れない会計事務所です。

税理士になったきっかけは何でしょうか。

為我井先生

父がもともと税務署の職員でした。その父に「退職したら開業するから、後を継ぐためにも税理士にならないか」と誘われたのがきっかけでした。父は税務署の職員時代は資産税を担当していましたので、開業当初から相続税を得意とする事務所としてアピールしてきましたが、私が事務所に入所した時には、弟が先に入所していたこともあり、すでに弟が父の弟子みたいな形になっていました。そのため私は、「お前は法人、個人を担当したらどうか」と父に言われ、その流れで今でも法人と個人のお客さまを中心に担当しております。

日々の業務で大切にされていることは何ですか。

為我井先生

私達の事務所のテーマは「お役立ち」です。お役立ちができるように日々努力をしています。昔、テープか記事だったか忘れてしまいましたが、御社の天野先生が「役立っていないものはいつか廃たれる」とおっしゃっていたことを今でも覚えています。「システムや物でも、制度でも資格でもなんでも、世の中に役立っていないものは世の中から廃れてしまう」というようなことをお話しされていました。それを聞きまして、「なるほど」と思いました。今でもこの言葉を座右の銘として頑張っています。

また、事務所としては、今後相談が増えている相続にもしっかり対応できるように体制を整えています。私は法人と個人のお客さまをメインにずっとやってきましたが、顧問先のお客さまのご期待に応えるには、どちらか一方ではいけないと思います。そのため相続のご相談をいただいたお客さまにも充実したサービスを提供できるよう、経験豊富な資産税出身の税理士の指導を受け対応することにしました。

所内の研修はどうされていますか。

為我井先生

毎日の朝礼を活用しています。毎朝全職員で3分間スピーチをしており内容としてはお客さまから質問されて答えた内容やQ&A等の調べた内容を話してもらっています。また、税務調査があったときは経過報告やてん末、改善点を報告してもらいます。皆でこのように話すことで全員の財産にしてもらいたいと思い行っています。一日一個かもしれませんが、毎日行うことで積み重なっていきますので、朝礼を活用することは非常に有効だと思っています。

また、保険の代理店もしていますので、保険会社の代理店の担当者に来ていただいて勉強会もしています。やはり保険ができた趣旨をお話しいただくと背景もわかりますので、非常に分かりやすいです。私は保険は税理士に必要な業務だと考えています。お客さまが相続対策や退職金の準備のためなどに保険を使いたいと考えた場合に、しっかりとした説明をお客さまにしたいと思いますので、このような研修も行っています。

先生ご自身はどのように研修されていますか。

為我井先生

私は車の中や自宅でCDを聴いて勉強しています。事務所ですと職員が仕事をしているので、その横で聴くのも申し訳ない気がしています。そのため移動中か自宅で聴いています。CDはやはり何回も繰り返し聴けるというのが大きな魅力ですね。確定申告のCDを聴いて、改正点や手順を思い出したり、新しい制度や税制改正の内容を背景を含め聴くことで理解が深まったりするので、その辺りのテーマをよく聴かせていただいております。

今後の抱負はありますか。

為我井先生

もっと事務所の幅を広げたいと思いますので、違うジャンルや考え方をお持ちの方と幅広くお付き合いしていきたいと思っています。どうしても自分と似た考えの方と付き合ってしまうので、対応力を上げるためにもそうしたいと思っています。

また、私の好きな方に白隠禅師というお坊さんがいます。その方は禅画という絵を書く方なのですが、その方の作品のひとつに「すたすた坊主」という絵があり、水桶と花を持って生き生きと歩いているお坊さんが描かれています。その絵のようにフットワーク軽く、生き生きと仕事ができる「すたすた税理士」になりたいですね。