目指すは社長さまに「安心」を提供する「相談窓口」

2016 8
類家公認会計士事務所  公認会計士・税理士
類家元之 先生
東京都港区芝3-4-5 三田加藤ビル3階

類家先生は、今年で67歳になられる経験豊かな税理士先生ですが、「新たな取り組みとして財務分析・投資分析等も戦略的に行っていきたい。そこに向けて、事務所の体制を整備して、職員を教育していきたい」と仰います。会計事務所をレベルアップさせる歩みを止めず継続させていくという組織の経営者としての志が、顧問先の社長さま方に信頼される秘訣であると感じます。

先生及び事務所の現在に至るまでの経緯などをお教えください。

類家先生

大学卒業後、父親の会社に務めた後、公認会計士の資格を取得しました。

その後、監査法人に勤務した後、独立して、同時に税理士登録をいたしました。それが昭和60年ですので、今年が税理士生活31年目となります。

どのようなところが類家公認会計士事務所の強みでしょうか?

類家先生

どのようなことでもご相談いただければ、専門家の紹介も含めてしっかりと対応できる「相談窓口」であることを心掛けております。

私の開業時はバブル期につながっていく、日本経済の元気な時期でしたので、事務所自体は法人税のお手伝いを主体とした一般的な事務所でしたが、紹介を通して、多くの資産税業務にも対応して参りました。私自身、資産税に興味があり、いろいろと調べていくのが好きな性分で、当時は相続税申告や相続税対策だけでなく、譲渡特例のお話などまで手掛けておりました。その頃の経験とノウハウがあるので、資産税のご相談にも一通り対応することができます。

現在は事務所の規模もあり積極的に資産税を業務メニューとして打ち出すところまではできておりませんが、ご紹介でいただいた案件を対応しつつ、顧問先の資産税関係のご相談にはしっかりと乗っています。

私は会計事務所が売っているもの、売らなければいけないものは「安心感」なのではないかと思っています。

相続のことでも、譲渡のことでも、困った時に相談できるという「安心感」こそが売り物なのではないかと思うのです。

会計事務所の将来像については、FinTechの進歩等、さまざまな推測がされておりますが、書類作成ではなく、相談業務的なところで、一緒に考え、一緒に悩んで安心していただくというところに、会計事務所の意味があると思います。

会社に関わるすべてのことを業務として行うことはできませんが、類家会計に声をかけたら何とかしてくれる、解決策を探してくれる、という安心感を与えられるような会計事務所であるように努めています。

これから力を入れていこうということはありますか。

類家先生

私の顧問先の方々から受ける印象になってしまいますが、かつてのように、会計事務所に相談したいのは、とにもかくにも「節税」という会社さまは減ってきているように思います。それより、資金繰りや経営面についての相談ニーズが増えているのが現状です。

繰り返しになりますが、今後の会計事務所の生き残りには「安心」の提供を行う相談業務の充実がポイントになると考えています。

そこで、類家会計事務所では、税務だけでなく、財務分析や投資分析も含めて行い、財務・経営面の「相談窓口」になれればと考えております。私は、公認会計士でもありますので、自身の知識で少しでも社長さまのお役に立つことができればと考えております。

そのための取り組み等あれば教えてください。

類家先生

「相談窓口」になりたいと言っても、業界全体の問題点として、税務以外では税理士に期待していない経営者も少なくないという問題点があります。

また、かつては私自身がそうだったのですが、税理士も税務以外の業務には消極的であるという部分があります。

ただ、先ほどの話と繰り返しになりますが、会計事務所だからこそ提供できるものは何かと考えた時に、それは会社のお役立ちの総合窓口としての「安心感」であると思います。そのためには、事業計画や決算書を社長さまとともにながめ、社長さまとともに悩むというスタンスが必須だと思います。

社長さまに相談していただくには会計事務所の側から、社長さま方と経営のことで一緒に悩んでいきたい、ということを発信していく必要があると思います。私も2年前から、月2回ドラッカーの勉強会に参加しています。まだまだ分からないことも多いのですが、経営者と同じ目線で悩むというのが大切なのだと思い継続しています。

また、重要なのはそのビジョンを達成するというところから逆引きをして、事務所体制を構築していくということです。事務所作りと職員教育は目下最大の課題であると考えております。

レガシィの商品・サービスはどのようにご利用されているでしょうか

類家先生

レガシィのCD・DVDは実務的なものが多いので、重宝しています。一般の書籍に書いていない、あるいは、表面的な解説しか出回っていないというような分野で実務レベルに踏み込んで解説しているものを選んで購入しています。

また、今後は事務所の勉強会の教材としても利用していきたいと考えております。

最後に今後の事務所運営の展望をお教えください

類家先生

繰り返しになりますが、相談業務に力を入れ、顧問先から「おかげさまで、なんとか継続して、成長しています」と言われる会計事務所を目指していきたいと思います。