ご紹介をいただくにはこちらからもお客様を紹介できる立場になること不動産業も行う先生が、あと1,000人は欲しい!

2015 6 s
司法書士法人H&Wトラスト  代表社員司法書士
原内直哉 先生
東京都新宿区新小川町4番7号 アオヤギビル3階

司法書士業だけでなく、自ら不動産業もされている原内直哉先生。不動産会社を設立してから5年あまり。実際にどんなメリットを享受されているのでしょうか?デメリットはないのでしょうか?

原内先生の事務所は、自ら不動産業も行っているのが特長ですね。

原内先生

不動産業と併用するようになって、5年になります。業界の状況は、不動産登記申請の総数が減少していますから、各事務所で取扱う不動産登記件数も連同して減少するのが普通だと思いますが、お陰さまで取扱い件数は、少しづつですが増えています。

そもそもなぜ不動産業も始めたのですか?

原内先生

平成19年から21年にかけて、任意売却を常に10件以上抱える機会に恵まれました。その頃は、司法書士業だけでしたから、任意売却自体は、大手の仲介会社にお願していたのですが、任意売却の場合、ただ売却が成功すれば、それで終わり、という訳にはいきません。その後どこに住むのか、ということはもちろん、破産や再生手続を考え、お客様の今後の生活設計に関するアフターケアが大事になってきます。それゆえ、売却は、そこまで見すえて進める必要があります。そこで、一体で進めた方が司法書士としてお客様のよりお役に立てる、ということが原点です。

今は、不動産の管理業務もされていますね。

原内先生

もともと個人的にも不動産投資を行っていたので、任意売却だけでなく投資物件も取り扱うようになりました。すると、空室のある物件もありますから、管理の部分もフォローする必要が当然出てきます。

司法書士の先生の中には、自分で不動産業も始めるともともと登記を紹介してくれる不動産会社さんとバッティングするのではないかという心配があるようですが?

原内先生

これは、地域性があるかも知れませんが、不動産業をすると言っても、路面店を出している訳ではないので、客付けは依頼する必要があります。お客様を紹介することになる訳ですから当然喜ばれます。また、投資物件を購入したい人がでれば、金融機関に融資の紹介ができることになります。そうすれば、登記業務を依頼される機会が増えていきます。

良いネットワークが広がりますね。

原内先生

そうですね。不動産業を自ら始めて良かったと思うのは、とにかく不動産流通の全般に自ら関わることでより詳しくなることです。実際に不動産業を始めてみて、登記業務は、不動産流通の全体の中で、本当に最後の一部分だと実感します。そこに至るまでにさまざまな意思決定や手続がたくさんあります。それを知ると、いろいろな場面で司法書士として、もっとお役に立てる機会があることに気づきます。そのお手伝いもできれば、資料が全て手元にあるわけですから、登記業務もスムーズです。私は、首都圏で不動産業も行う司法書士があと1,000人位増えるといいと思ってます。

どういうことですか?

原内先生

繰り返しになりますが、不動産登記の場面は、不動産流通の大きな流れの中で、最後の最後です。この最後の場面で紹介をいただくとなると、どうしても下請的な立場になってしまいます。ご存知の通り、以前は決済となると、多く先生方が10万とか15万の報酬をいただいていたと思いますが、今は、その半分くらい。7万とか8万の世界ではないでしょうか?完全に価格競争です。今の立場だとどうしてもそのようになりがちです。

しかし、司法書士が自ら不動産業も行っていれば、お客様を紹介できる立場になります。そうなるとまったく対応が変わります。そういう司法書士が首都圏だけでも1,000人位増えれば、登記業務の相場も上がるのではないでしょうか?

なるほど!確かにそうですね。

原内先生

相続手続業務など司法書士の活躍の場も広がっていますが、やはり不動産登記の仕事が司法書士業の柱のひとつに変わりないわけです。そこで、価格競争でお互いに苦しい思いをするより、業界全体が付加価値を提供できるように取り組んで行った方がよいと思っています。