語句一つ一つこだわって 納得のいく書面を

ホライズンパートナーズ法律事務所  弁護士
髙井 重憲 先生
 弁護士
荒井 里佳 先生
東京都港区西新橋2-17-2 HF虎ノ門ビルディング2階

「サービス向上」を目標におくホライズンパートナーズ法律事務所。依頼者目線の対応のポイントと出演商品(「無効理由別に検証! 遺言無効の主張・立証ノウハウ」、「年間387件の相談を受けた弁護士事務所が教える 離婚事件における相談・受任・遂行の技術」)の聴きどころをお聞きしました。

ご事務所の特徴を教えてください。

髙井先生

当事務所は、現在は弁護士3名が所属し、会社関係の案件と離婚や相続などの家族関係の案件を半々くらい取り扱っています。業務内容は、「狭めすぎず広げすぎず」が基本です。会社関係のお客さまでも、個人的な法律相談に乗る機会があります。そのとき、「私は会社関係しかできない」という姿勢では依頼者に頼りなく思われてしまいますので、会社・個人問わず様々な法律問題に対応できるようにしています。ただ一方で、ある程度専門性を確保するために、例えば「交通事故は基本的に取り扱わない」といったメリハリもつけています。

荒井先生

事務所内でクラシック音楽を流しているのも特徴かもしれません。音楽を流すのは、よい雰囲気を作りつつ、弁護士と依頼者との会話が周りに聞こえないようにするためです。

事務所開設から約3年半が経過されたそうですが、事務所を継続していくポイントはございますか?

髙井先生

常に新しいことに積極的に取り組んでいることだと思います。

荒井先生

われわれの業界では珍しい発想かもしれませんが、商品を開発し「サービスを生む」という意識は他の事務所に比べて高いと思います。

先生方の仕事のこだわりを教えてください。

髙井先生

ともすると、弁護士は自分の意見を相手に押しつけがちなので、そこには気をつけています。また、依頼者に最終的に納得してもらうため、どこまで最善を尽くせるか。という点にこだわりを持っています。語句一つ一つこだわって納得のいく書面を作る。結論がどちらであろうと、「よくそれを言ってくれました」と依頼者から言ってもらえる。そのような対応に努めています。そこは弁護士のセンスが問われますね。

荒井先生

依頼者が「何を一番、希望しているか」にフォーカスして聞き取りをしています。そして、その希望に沿う対応を心がけています。

希望を聞き出すのは大変ではないのでしょうか?

荒井先生

そうですね。意外と、みなさん大事なことをすぐには話してくださいませんので。感情で怒ったり、泣いたりする方はいても、その感情を理論的に話せる方はなかなかいません。依頼者はなぜつらいのか、そして、どこを直してほしいのか、われわれ弁護士が依頼者の希望をきちんと聞き取っていかないといけません。

髙井先生の「遺言無効の主張・立証ノウハウ」、荒井先生の「離婚事件における相談・受任・遂行の技術」が大変好評をいただいております。改めて、講師として「ここを聞いてほしい」というポイントを教えてください。

髙井先生

60分聴けば、「遺言無効とは何か」を一通り理解していただけると思います。実際、遺言無効の事件が来たときに、スムーズに対応できるようになります。

荒井先生

離婚事件の処理という名目の商品ですが、民事事件一般の話ができたと思っています。離婚事件だけでなく、民事事件一般への取り組み方という視点で聞いていただければ幸いです。

最後に、今後の目標をお聞かせください。

髙井先生

弁護士によってサービスにかなり違いがあると実感しています。「あの弁護士に頼んだから、結果が変わった」そう感じてもらえるよう、サービスの向上を常に意識しています。また、事務所に一人新人が増える予定なので、事務所全体としてもサービス向上を目指して日々研鑽していかなければいけないと思っています。

荒井先生

サービスの向上に加えて、既存のものにこだわらず、弁護士としてできる新しいサービスを作っていきたいです。詳しい内容は秘密です(笑)。