コロナの影響か 労働審判の件数が過去最高に

コロナの影響か 労働審判の件数が過去最高に

レガシィ編集部員が見聞きした、弁護士・法律事務所にまつわるニュースをお知らせしていくのが「弁護士業界ニュース」。新しい法制度の話題はもちろんのこと、業界に関連する社会・経営・経済の話題や、講師の先生からお聞きした話など、さまざまなニュースをお届けしていく予定です。

令和2年度の新受件数は3,907件

 労働審判制度は、個別労働紛争(解雇や給料の未払いなど)を迅速かつ柔軟に解決する手段であります。

 令和2年度の司法統計によると、裁判所が新規に受け付けた労働審判の事件数は3,907件となり、2006年の制度開始以来、過去最高になったようです。ちなみに直近3年をみると、平成29年度3,369件、平成30年度3,630件、令和元年度3,665件と、緩やかな増加傾向を示していました。
 事件数増加の背景には、新型コロナウイルスの影響がありそうです。

 下記は、弁護士先生向けに労働審判の戦い方を解説したセミナーとなります。ぜひご活用ください。

商品はこちら