平成30年3月12日から、会社の設立登記のファストトラック化を開始

平成30年3月12日から、会社の設立登記のファストトラック化を開始

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会社設立、申請から3日で登記

ご存知の通り、平成30年3月12日から、株式会社及び合同会社の設立登記について、
ファストトラック化が開始しされています。
ファストトラック化とは、聞き慣れないことばですが、法務省ホームページによると、

「世界最先端IT国家創造宣言」を踏まえて定められた
「登記・法人設立等関係手続の簡素化・迅速化に向けたアクションプラン」
(平成28年10月31日各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定)において、
平成29年度中に,会社の設立登記を優先的に処理(ファストトラック化)するようにし、
次期登記情報システムの機能を活用した事件処理の効率化の取組等と併せて、
原則として申請から3日以内に完了できるようにする取組を行うとされています。

とあります。 すなわち、会社の設立登記を優先的に処理(ファストトラック化)する、
とのことで 具体的には、

申請の受付日の翌日
(オンライン申請において別送書類がある場合には書面の全部が登記所に到達した日の翌日)
から起算して3執務日目までに完了

ということです。 今までは、会社設立登記の申請から登記完了まで
1週間から10日ほどかかっていた と思いますので、
実に半分から3分の1に短縮されることになります。

ただし、法務省のホームページには

なお,登記申請件数の多い時期等を除きます。

との一文がありますが・・・。

実務の現場では、実際に3日で以内に完了しているのでしょうか?
みなさん、いかがですか?

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