政府「骨太方針2019」に消費税率アップの記載

政府「骨太方針2019」に消費税率アップの記載

レガシィ編集部員が見聞きした、税理士・会計事務所にまつわるニュースをお知らせしていくのが「税理士業界ニュース」。新しい税制の話題はもちろんのこと、業界に関連する社会・経営・経済の話題や、講師の先生からお聞きした話など、さまざまなニュースをお届けしていきます。

まずは軽減税率対応で次はインボイス?

 2019年6月11日、内閣府より発表された「経済財政運営と改革の基本方針 2019(仮称)」骨子、いわゆる骨太方針。この項目中「当面の経済財政運営と令和2年度予算編成に向けた考え方」の中に「消費税率引上げへの対応」とされた文章が明記されています。
 もちろん、これを以って消費税率引き上げの確実性を示すものではありませんが、徐々に消費税率引き上げのムードが高まっています。一部では、7月には正式に決定されるとの話もあります。
 ここで必要なのは、無論、消費税率引き上げに対する顧問先へのケアとなります。混乱が予想される軽減税率、そして、2023年からではあるものの、最終的には必要とされるインボイス。
 まだ多少の時間が残されているうちに、情報収集を進めたいところです。

内閣府HP 「令和元年第3回経済財政諮問会議」
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国税庁HP 「消費税の軽減税率に関するQ&A」等
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レガシィ動画・音声セミナー 「消費税率10% 軽減税率・インボイス等 最短距離で把握する」 講師:石井幸子氏
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