再開発地域や観光地とその他の地域との格差が広がる

再開発地域や観光地とその他の地域との格差が広がる

レガシィ編集部員が見聞きした、税理士・会計事務所にまつわるニュースをお知らせしていくのが「税理士業界ニュース」。新しい税制の話題はもちろんのこと、業界に関連する社会・経営・経済の話題や、講師の先生からお聞きした話など、さまざまなニュースをお届けしていきます。

観光需要だけではなく地方都市の再開発も

 2019年7月1日、国税庁から2019年分の路線価が発表されました。今さら言うまでもなく、相続税申告における土地評価は路線価を元に算出されるため、会計事務所の注目も集めます。昨年に引き続き、今年も全国平均では上昇しており、上昇は4年連続となりました。
 関東近郊の地価は引き続き安定しているものの、名古屋市、兵庫市、秋田市、福岡市といった各地方都市でも大きく伸びている地点があり、訪日観光客の増加なども後押しをしているようです。
 一方で、人口減少が続く市町村では下げている地点や横ばい、という地点もあり、需要の有無での格差がますます広がるという状況になっています。

国税庁HP 路線価図・評価倍率表「令和元年分」
こちらをクリック