与党税制改正大綱残された軽減税率の範囲をどう決めた!

税制改正大綱が決まりました。消費税の10%への増税時に、酒と外食を除くすべての飲食品については、税率を8%に据え置くということになりました。軽減税率の議論がなされている期間、私も、霞ヶ関界隈で随分、取材をしました。そこでいろいろと分かったことがあります。軽減税率の範囲を決めるに当たっては、「財源」と「混乱」がキーワードでした。「混乱」とは、なるべく分かりやすくなるように、どこで線引きをするかということです。そしてもうひとつの「財源」について、非常に興味深い話がありました。