天に預けておく惜福の工夫

私は「人間における運の研究」という題名の渡部昇一さんと米長邦雄さんが書いた本をよく読みます。そこに幸田露伴の幸福三説というものがでてきます。幸福三説というのは、「どうやって努力をするのか」について書かれた幸田露伴の「努力論」という本のなかにでてくる言葉です。この幸福三説のなかのひとつに惜福(せきふく)というものがあります。