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ヒヤリハットで解説 ゼロから分かる取引相場のない株式評価

<2023 年7月発売>実務マニュアル

【著者・講師】橋本昌幸税理士事務所 税理士:橋本達広

1週間前後(振込の場合は入金確認後)でお届けします。(予定)

取引相場のない株式評価をこれからはじめる人向け!
株式評価はここでミスしがち!ヒヤリハット事例を詳細解説!

少子高齢化が進む現在、中小企業の事業承継は増え続け、その中心は親族承継や社内承継となっています。税理士とし
て事業承継支援の入口にあたるのが取引相場のない株式評価ですが、非常に落とし穴が多いのが事実です。そこで、橋
本達広先生に、はじめて実務を行う方向けに、ご自身の実務経験をもとにした著書『ヒヤリハットで身につく 取引相場
のない株式評価のキホン〔第2版〕』を解説いただきました。

<本商品の仕様>
■書籍『ヒヤリハットで身につく取引相場のない株式評価のキホン〔第2版〕』(税務経理協会) 
■解説 CD又はDVD全3巻(60分×3枚)

~『ヒヤリハットで解説 ゼロから分かる取引相場のない株式評価』の主な内容~
※ 現在制作中。解説項目は一部変更の可能性があります

第1巻 取引相場のない株式評価の前提条件の整理におけるヒヤリハット(書籍第1~4章)

第1章 取引相場のない株式の評価の基本的な考え方と評価明細書
1 取引相場のない株式の評価方法
2 取引相場のない株式(出資)の評価明細書
3 評価明細書の作成準備

第2章 株主区分の判定 第1表の2 評価上の株主の判定及び会社規模の判定の明細書
1 関連用語の定義(講演では省略)
2 株主区分の判定方法
3 議決権割合の判定
ヒヤリハット事例① 法人税申告書の別表2の株数をもとに評価を行ったが,実際の発行済株式数と異なっていた。
ヒヤリハット事例② 平取締役を役員である株主として判断してしまった。
ヒヤリハット事例③ 遺産分割協議が整わない場合に,法定相続分の株数を取得したものとして株主区分の判定を行ってしまった。
ヒヤリハット事例④ 「姻族関係終了届」が出ていることに気づかず同族株主の判定をしてしまった。

第3章 会社規模区分の判定 第1表の2 評価上の株主の判定及び会社規模の判定の明細書(続)
1 会社規模区分の判定方法
ヒヤリハット事例⑤ 評価会社が複数の事業を兼業している場合に,単体の売上高が一番大きい事業に基づいて業種を区分してしまった。
2 各判定要素の記載方法
ヒヤリハット事例⑥ 直前期末の総資産価額から貸倒引当金を控除したままの金額で判定を行ってしまった。
ヒヤリハット事例⑦ 評価会社が受け入れていた派遣労働者について従業員数から除外して判定してしまった。

第4章 特定の評価会社の判定 第2表 特定の評価会社の判定の明細書
1 特定の評価会社の判定方法
2 特定の評価会社の具体的な内容と評価方法
ヒヤリハット事例⑧ 開業後3年未満の会社の判定の開業年月日を法人の設立登記日として判定してしまった。
ヒヤリハット事例⑨ 総資産価額の小さな小会社について土地保有特定会社と判定してしまった。
ヒヤリハット事例⑩ 比準要素数1の会社の判定にあたり,第4表の「1株当たりの利益金額」をそのまま使用してしまった。
ヒヤリハット事例⑪ 比準要素数1の会社に該当したため,その他の特定の評価会社の判定を怠ってしまった。

第2巻 類似業種比準価額及び純資産価額の算定におけるヒヤリハット(書籍 第6・7章)

第6章 類似業種比準価額の算定 第4表 類似業種比準価額等の計算明細書
1 類似業種比準価額の算定方法
2 A…類似業種の株価の抽出
3 類似業種比準価額計算上の業種目の選択
ヒヤリハット事例⑭ 日本標準産業分類の分類項目に基づき業種目の判定を行っていなかった。
ヒヤリハット事例⑮ 1つの大分類の中の中分類と小分類で50%を超える場合に,その大分類を評価会社の業種目としてしまった。
4 B・C・Dの抽出
5 《B》… 評価会社の1株当たりの配当金額の記載方法
ヒヤリハット事例⑯ 自己株式の取得により発生したみなし配当を配当金額に含めて計算してしまった。
ヒヤリハット事例⑰ 配当優先株式について普通株式の配当金額で1 株当たりの配当金額を計算してしまった。
6 《C》… 評価会社の1株当たりの利益金額の記載方法
ヒヤリハット事例⑱ 直前期に事業年度変更をしている場合に,利益金額を事業年度ベースで計算してしまった。
ヒヤリハット事例⑲ 「非経常的な利益金額」の算定にあたり,計算結果のとおりマイナスの金額を記載してしまった。
ヒヤリハット事例⑳ 受取配当等の益金不算入額よりも所得税額が多い場合に,「左の所得税額」欄にそのまま転記してしまった。
7 《D》…評価会社の1株当たりの純資産価額(帳簿価額によって計算した金額)の記載方法

第7章 純資産価額の算定 第5表 1株当たりの純資産価額(相続税評価額)の計算明細書
1 純資産価額の算定方法
2 評価時点
3 帳簿価額と相続税評価額
ヒヤリハット事例㉑ 資産の部の帳簿価額について貸借対照表の金額をそのまま使用してしまった。
ヒヤリハット事例㉒ 課税時期前3年以内に取得した土地について路線価方式で評価してしまった。
ヒヤリハット事例㉓ 課税時期前3年以内に取得した土地及び家屋を取得後に賃貸した場合に,帳簿価額のまま計上してしまった。
ヒヤリハット事例㉔ 全額損金タイプの生命保険や経営セーフティ共済について相続税評価額に計上を忘れてしまった。
ヒヤリハット事例㉕ 即時償却(特別償却)により帳簿価額がゼロ円になっている機械装置をそのまま評価してしまった。
ヒヤリハット事例㉖ 構築物を評価する際に定額法での未償却残高を相続税評価額に計上してしまった。
ヒヤリハット事例㉗ 貸借対照表に記載のない営業権について相続税評価額に計上していなかった。
ヒヤリハット事例㉘ 貸借対照表に記載のない借地権について相続税評価額に計上していなかった。
ヒヤリハット事例㉚ 生命保険金を原資として死亡退職金を支払った場合に,差益部分に対する法人税額等を負債計上していなかった。
ヒヤリハット事例㉛ 弔慰金について,退職手当金等に該当する部分についても負債に計上していなかった。
4 評価差額に対する法人税額等相当額
ヒヤリハット事例㉜ 評価会社の子会社株式を評価する際に,評価差額に対する法人税額等相当額の控除を行ってしまった。

第3巻 一般評価会社・特定の評価会社の評価額の算定及び株式の承継方法と評価額の引下げ方法(書籍 第5・8・10章)

第5章 一般の評価会社の評価額の算定 第3表 一般の評価会社の株式及び株式に関する権利の価額の計算明細書
1 一般の評価会社の最終的な評価額の算定方法
2 原則的評価方式による評価額の算定
ヒヤリハット事例⑫ 大会社の評価で類似業種比準方式に代えて純資産価額方式を採用したが,納税義務者の属する株主グループの議決権割合が50%以下であったため,評価額を80%相当額としてしまった。
3 配当還元方式による評価額の算定
(1)中間配当
(2)特別配当・記念配当
(3)配当をしていない場合

第8章 特定の評価会社の評価額の算定 第6表 特定の評価会社の株式及び株式に関する権利の価額の計算明細書
1 特定の評価会社の最終的な評価額の算定方法
2 原則的評価方式が適用される株主の評価額の算定

第10章 株式の承継方法と評価額の引下げ方法
1 取引相場のない株式の承継方法
(1)相続による承継と贈与による承継
(2)暦年課税贈与と相続時精算課税制度による承継
2 取引相場のない株式の評価額の引下げ方法
(1)類似業種比準方式の引下げ(第4表)
(2)純資産価額方式の引下げ(第5表)
(3)会社規模区分の変更(第1表の2)
(4)特定の評価会社を外す(第2表)
(5)特例的評価方式(配当還元方式)の活用(第3表)
(6)事業承継税制の活用

※書籍第9章「株式保有特定会社の評価額に算定」は講演解説の対象には含まれておりません。