中野裕弓

人事コンサルタント、カウンセラー、コミュニケーショントレーナー



横浜生まれ。神奈川県立外語短期大学在学中にロンドンに2年間語学留学。

卒業後再度渡英し英国滞在は通算9年。その間、英語教育法を履修、その後、日本企業のロンドン現地法人の設立に携わる。



1986年から東京にある米系の金融機関、セキュリティ・パシフィック・キャピタル・マーケット東京駐在員事務所設立に関わり、後に系列のセキュリティ・パシフィック銀行東京支店にて総務人事担当。1991年の銀行間合併を経て合併先のバンク・オブ・アメリカに移籍し人事、採用、教育研修に携わる。その後、合併に伴う人員削減時の人事対応が評価されてワシントンDCにある国際機関、国際復興開発銀行(世界銀行)にヘッドハントされ、1993年9月より4年余り勤務する。世銀では日本人初めての人事マネージャーとして財務部など350人の人事一般を担当し、2年目からは新しく設けられたヒューマン・リソース・カウンセラー(人事カウンセラー)7名のうちの

1人として、担当する1500人(90カ国)の職員の職場での人間関係、効率的な組織作り、チームワーク、キャリア・プランニングなどのアドバイスにあたる。



1998年からは活動の基盤を日本に戻し、組織を離れて独立し、企業での人事コンサルティング、社員研修、マネジメントコンサルティングを手がける。個人対象のキャリア・コーチのほか一般向けの講演活動もおこなう。講演のテーマは「ストレスをためない新しい人間関係」「効果的なコミュニケーション」「新しい時代にあったものの見方、考え方」「プロアクティブなキャリア・プランニング」など。



また2001年3月に世銀の元同僚から受け取ったインターネットのメッセージ「100人の村」を訳し発信したものがその後日本中を駆け巡る。その訳文が後に「世界がもしも100人の村だったら」(マガジンハウス・池田香代子再話)というベストセラーを生み出す元となったため、原文の訳者としても注目されている。



主な著書  :「運の流れにのるたったひとつの方法」大和出版

       「幸運はデザインできる」大和出版

       「人生がコロッと楽しくなる魔法の種の育て方」大和出版

       「100人の村 争わないコミュニケーション」講談社

       オンラインで読む本「インターネットトラベル」など多数

ホームページ:http://www.romi-nakano.com