鈴木敏文

1932年長野県生まれ。56年中央大学経済学部を卒業し、東京出版販売(現トーハン)入社。63年イトーヨーカ堂に転職、71年取締役。
78年常務のまま、セブンーイレブン・ジャパンを設立し、初代社長に就任。
93年イトーヨーカ堂社長、セブンーイレブン・ジャパン会長に就任。
03年イトーヨーカ堂会長に就任。自身が手がけたセブンーイレブンでは、販売情報のコンピュータ化に注目、
消費者動向を重視した仕入れ、販売システムを導入。
情報をいち早く事業に活かす経営で、その後セブンーイレブンの米国本社も買収するなど、
世界一のコンビニエンスストアチェーンに成長させた。
また、2001年には、異業種参入第1号となる「IYバンク銀行」を立ち上げた。
IYバンク銀行は03年には創業2年半(中間期)で黒字化を達成、またATM設置台数では日本一の銀行に成長した。
平成15年4月勲一等瑞宝章受賞。