笠倉健司

公認会計士
有徳経営研究所株式会社代表取締役
人間教育コンサルタント

1961年生まれ。開成中学・開成高校卒、早稲田大学政治経済学部入学後、深刻なうつ病を患う。その治療として、座禅と東洋思想、特に安岡正篤先生の著書に没頭する。その後、儒教や論語などの興味が昂じて、政経学部を中退し、早稲田大学第二文学部に入学(東洋哲学、特に儒教を専攻)。

大学卒業後、高校の国語科講師の「職を得る。28歳のときビジネスを知らない自分が、教壇に立つことに疑問を持ち、公認会計士として多くの企業でビジネスを体験することを決意。1日10時間の勉強により、31歳で公認会計士試験に合格。4大監査法人のあずさ監査法人に入職し、上場企業の監査、株式公開、M&Aなど財務、会計の第一線で活躍する。

2008年47歳、約15年間勤務したあずさ監査法人を退職し、アーク監査法人のパートナー(出資者兼役員)に就任する。リーマンショックの混乱やIFRSなどその後の会計原則の変更を現場で体験し、欧米型のキャッシュフロー尊重のビジネスマインドを否定はしないが、ビジネスの成功や失敗で一喜一憂していては本当の幸せが得られないと改めて確信する。

2010年49歳で「有徳経営研究所㈱」を設立。「人材は企業の財、心の豊かさは人の財」との信念もち、利益偏重の経営に対し、「徳のある経営」の浸透をライフワークとする。研修業界の第一人者で、座禅歴40年を超える箱田忠昭先生に師事し、講師としての基礎を徹底的に学ぶ。

ビジネスで成功するのに不可欠な正しい考え方・善い行動を、禅や東洋哲学を通して学び、心の平穏や熟成により、潜在能力を開花させ、さらなる飛躍と幸福の実現を目指します。