神渡良平

1948年鹿児島生れ。九州大学医学部中退後、新聞記者、雑誌記者を経て独立。

 取材国は50数カ国に及ぶ。

 38歳のとき脳梗塞で倒れ一時は半身不随と成ったが、必死のリハビリで再起。

 この闘病生活中に、「人生はたった一回しかない。どんな人にもなすべき使命があって、この地上に送られている」と痛感する。

 そしてかけがえのない人生を取りこぼさないためには、自分の経験の範囲内で考えることではなく、先人たちが掴んだ人生の知恵を活用すべきことに気づく。

 こうして闘病中に起草した『安岡正篤の世界』がベストセラーに。以後、次々にベストセラーを生み出し講演や執筆に大多忙となる。

 代表作に『安岡正篤の世界』『安岡正篤人間学』(同文館)、『宇宙の響き-中村天風の世界』『中村天風の言葉』『天命に生きる』『一粒の麦-丸山敏雄の世界』(致知出版)、『星降るカミーノ - 魂の旅路』『主題のある人生』『春風を斬る-小説山岡鉄舟』(PHP研究所)、『マザー・テレサへの旅路』(サンマーク出版)、『安岡正篤 人生を拓く』(講談社+α文庫)などがある。