スタッフが夢をもって仕事ができる会計事務所

Narasennsei
奈良会計事務所 所長 税理士  
奈良 洋 先生
東京都新宿区神楽坂1-2 研究社英語センタービル5 階

今回はレガシィの講師もしていただいている奈良洋先生の事務所を訪れました。職員さんも着実に増えていき数年前に現在の神楽坂に移転。社会保険労務士である奥さまと二人三脚で歩まれて、今年で事務所設立20周年を迎えます。

毎年ご講演いただいている「年末調整」の商品はお陰さまで好評です。 そういえば、弊社でご講演いただくきっかけは何だったのでしょうか?

奈良先生

 好評で良かったです。少しでもお役に立てていれば嬉しいです。講演させていただくことになったきっかけは独立したころまでにさかのぼります。独立して間もないころにTKCのセミナーがあり参加しました。その時に天野先生にお会いしまして、その場で思い切って「事務所見学をさせてください!」って言ったんです。そしたら「どうぞ」とおっしゃっていただきました。今考えると、怖い者知らずですよね(笑)、初対面でいきなりですから。  それで後日見学に行き、色々と教えていただきました。これがきっかけでその後も仕事をご一緒させていただくことがありました。そのようにつながりを作らせていただきまして、ある日、当時制作を担当されていた方から講演のご依頼がありました。

そうだったんですね。何か天野との思い出はありますか?

奈良先生

 今でも励みになっている思い出があります。ある日、天野先生が「大丈夫、あなたはきっと成功すると思います」って言ってくれたことがあったんで す。きっと励ましてくれるために言ってくれたんだと思いますが、今でも嬉しくて覚えています。

奥さまが社会保険労務士として、一緒に働かれていますが、どんなところが強みとなりますか?

奈良先生

 法人のお客さまが多いのですが、法人となるとやはり人を雇います。そうすると社会保険や雇用保険に加入することになります。特に今は社会保険の未加入に関しては国の監視も厳しくなりましたので相談も多くあります。そのため、職員もお客さまに質問されることが増えています。そのような税以外のことを聞かれた時にも「分かりません」ではなく、しっかりと対応できる必要があります。職員には、必要な知識もしっかりと身に付けてもらい、対応できるようにしています。 就業規則を作成するといったより専門的なことに関してはもちろん社労士が対応しますが、ワンストップで対応できるというところが強みです。

そうですか。そういった知識を身に付けるために所内の研修はどうされているのですか?

奈良先生

 月初めに月例会議をしています。そこで、成功と失敗の共有を皆でしています。各職員ごとに「お客さまからお褒めのお言葉をもらった」とか、「こんなお叱りをいただきました」というのを発表してもらっています。これは、例えば失敗であれば何が原因であったのか、どうすれば改善できるのかを共有することで、事務所の業務フローの改善や、また同じ失敗をしないための対策を検討していくためです。  また、情報の共有以外にも実務知識の勉強会もしています。特に、毎年7月ごろからは税制改正をテーマに、毎月ひと税目ごとに改正内容をスタッフに発表してもらっています。発表するとなると勉強しなくてはいけませんので、いい機会になっていると思います。  さらに、経験が浅いメンバーに関しては、外部研修に参加させたり、レガシィのCDを利用して知識を身に付けてもらうようにしています。

今後の目標をお聞かせください。

奈良先生

 シンプルですが「目の前のお客さまに一所懸命取り組もう!」をモットーにしています。 毎年年初めには事務所の方針を発表して、職員と共通認識をしていますが、今年も「新規開拓はしなくていいから、とにかく目の前のお客さまを大切していこう」と伝えました。  昔は新規顧客獲得のために色々とやりましたが、急にお客さまが増えたりするとどうしてもひずみが生まれます。以前、顧問先が次々と支店を出したため、仕事が急に増えたことがありました。確かに仕事量が増えると職員の能力も上がるのですが、同時にさまざまな問題が発生しました。そのため、今のようなスタイルに変えました。目の前のお客さまを大切にすれば、会社の成長と一緒にお客さまも増えていきますので、バランスが取れます。これからも目の前のお客さまに喜んでもらえるように、一歩一歩成長していければと思います。  所長としては、スタッフが夢をもって仕事をしていけるように、事務所に入って良かったと思えるように、私自身もチャレンジしながら頑張って行きたいと思います。